[Travel] 秋田帰省〜土崎湊祭り〜

2006/7/20-24 まで 秋田に帰省してました.7/20,21は私の地元,土崎のお祭り「土崎湊祭り」があったのですが,そのときの様子などを書いておきます.

土崎湊祭り

土崎と言えば湊祭り.夏になると,小学校の港ばやしクラブや町内の港ばやしの練習が夕方聞こえてきます.このおはやしを聞くとうきうきした気持ちになるのが土崎の人です.

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祭りでは,写真のような山車(やま)を土崎の各町内がだして,昼夜町内外を引いて回ります.やまの後ろ側にはおはやし隊がのっています.やまは,戦国時代の名場面を再現した人形をのせています.そしてその先に10mくらいの引き綱があり,その綱を引っ張る人々がいます.町内ごとにやまの人形は違っていてやまを見るだけでも面白いです.が,やまを引っ張っている様子はもっと面白いです.やまのタイヤは木でできているので,やまが動く時にはその軋む音が響きます.またタイヤの回転をよくするために,油をかけるので,あたりは油っぽいにおいがします.祭りのにおいです.やまをひっぱるのは,昼は小中学生,夜は高校生から大人まで酔っぱらいです.祭り二日目の夜は出発地点から狭い通り(中央通り)を通って各町内へやまが帰っていく(戻りやま)のですが,その時が祭りの最高潮.軋むタイヤ,油と酒のにおい,おはやしとやまの引き手たちのかけ声,久々に見られてよかった〜.YouTube にビデオをアップしたので,伝わりきらないとは思うけどぜひ見てください.


夏瀬温泉 都忘れ

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先日の秋田旅行(田沢湖)の際に訪れた乳頭温泉の「妙の湯」の姉妹店,仙北にある夏瀬温泉の旅館.夏瀬温泉って,小さい頃に言った時は虫がいっぱいの古ーい温泉だった気がするのですが,いつのまにかとてもきれいで素敵な温泉に変わっていました.びっくり.宿泊はとても人気らしく予約をとるのが難しいようですが,森を眺めながら入る温泉は極上でした.まさに,都忘れの名前の通り.

田畑

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田畑はおばあちゃんの住む集落の名前.一年前にもここを訪れて,毎日おばあちゃんのご飯を食べて,おばあちゃんと一緒にいろいろなところに遊び歩いたのですが,今年もいってきました.典型的な農村のいなか!ってところで,田んぼと畑の中に集落があるようなところです. 朝は早くからみんな畑にでて仕事.散歩してると見知らぬ人も当たり前に挨拶.久しぶりにおじいちゃんの墓参りしにおばあちゃんの家から徒歩五分の小さな墓所に.でもおじいちゃんのお墓の場所を忘れてしまいました.じいちゃんごめん...墓所はその集落の世帯の墓ばかり,ほとんどが同じ姓なので特定できませんでした.結局墓所の斜め前に住む親戚に教えてもらう.墓のまわりの草をとり,野花を供えておじいちゃんにご挨拶. おばあちゃんの料理はとれたて野菜が基本.お米はもちろん秋田こまち,キュウリやなすの漬け物,インゲンの味噌汁になす炒めに生トマト,インゲンのごまあえ.どれもおいしくて幸せです.おばあちゃんは一人暮らしだけれども,近所には親戚や知り合いがたくさんいて,近所からの野菜や花の貰い物も多いです.空が広い.緑が多い.雨音が大きい.カエルが鳴いている.ヒグラシが鳴いている.鶯が鳴いている. 人間らしさ?を取り戻すことができました.

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[Sport] サッカーの楽しみ

ワールドカップ

明日からはついにワールドカップ準決勝.そもそもサッカーをしないし,とくに興味があるわけではなかったのですが,見たらやっぱり面白い.特に日本戦を見た後は,世界のプレーと日本のプレーの距離(つまり上手さのの違い)がよくわかってますます面白い.

ワールドカップというだけあって,背格好から顔つきまで実にいろんな人が同じサッカーで戦っているのですが,実は遺伝子的な違いは,人間同士なら多くても0.1%程度なのだそうです.ちなみに,人間とチンパンジーで1%程度の違い,人間とマウスで30%程度の違いらしいです.遺伝子の違いがたったの0.1%以下でも,プレースタイルの違いや得点を決めた時の喜び方の違い,またサポーターの応援までほんとにいろいろ.ワールドカップ観戦の楽しみの半分くらいは,こういった違いを楽しむことでした.

印象的なチーム,人

イタリア イタリアはほんとかっこいいひとばっかり.
守備の要,カンナバーロはほんとによく動いてた.グロッソの得点を決めた時の喜び方がいい.ガットゥーゾ,カモラネージ,ブッフォン,トニ,ピルロ,トッティ,デルピエロ などなど
カンナバーロのビデオをYouTubeより.


フランス ジダン引退...衝撃の頭突き
熟年で構成されたチーム.やっぱりジダン.アンリ,ビエラ,テュラム,マケレレ,リベリーは顔が恐いけどすごい.

ドイツ 開催国.とにかく背が高い人ばかり.
バラックはやはりすごい,怪我でぐだぐだになりながら頑張る姿に感動.得点王クローゼ,ポドルスキ,レイマン,大好きなのはクリンスマン監督.

ポルトガル 攻撃的
フィーゴ,デコ,クリティアーノ・ロナウド,ヌーノ・ゴメス,マニシェ...

次回,2010年の南アフリカ大会が今からとても楽しみ.

賑やか一家とガスパチョ@ISABELA

とあるレストランでのワインの試飲会(PRANZO CON CUSUMANO @ la Tenda Rossa)で出逢った方々(高堀さん,やすながさん=高堀さんのお母さん,武田さん)と再会を果たすべく催されたお食事会.高堀さんの「おいしいガスパチョがどうしても食べたい!」というたっての希望から,武田さんがおつとめのスペイン料理店ISABELA でのお食事会となりました.

パワフルファミリー

高堀さんファミリー勢揃いの勢い(お兄ちゃん除く)でかなり賑やかな会でした.この家族はとにかくよく食べ,よく飲み,よく喋ります.やすながさんご夫婦は話題が豊富でパワフル.元航空機関士でリタイア後は借り手のつかない駐車場を経営中のやすながさん(旦那),やすながさん奥さんはソムリエ資格の勉強中のはず.埼玉県朝霞市を中心に保育園を経営する高堀さんご夫婦と次男の壮健くん4才.印象的なのが一人で一皿以上の生ハムとアサリのバター蒸しを平らげる壮健くん.カメラを向けると,かわいい顔や変な顔を使い分けて写ってくれました.将来が楽しみです.もう一つ印象的だったのが,高堀夫妻の仕事に対する姿勢,というか自信.借り手のつかない駐車場をやめて保育園にしたらどうか,なんて言う話を冗談でしていたのですが,その付近にはすでに幼稚園があるから難しいんじゃない?なんて話が出たときに,高堀さんが旦那さんに向かって「でも,絶対勝てるよね」.旦那さんもすかさず「うん」というのです.なんだか,仕事の充実ぶりが伺えます.いいものを見ました.

スペイン料理

実はつい最近も,近所のスペイン料理店でカジュアル(?)スペイン料理を食べて来たのですが,ISABELAは本格派.目的のガスパチョはもちろん,パエリヤ,生ハム,アサリのバター蒸し,モンゴウイカの墨煮,スープにサラダにアイスクリームに....とにかくたくさん食べました.そしておいしかったです.とくに,アサリとパエリヤはおすすめです.今度は隣のアルフォンソにも行ってみます.

次回

レストランでたまたまテーブルが隣同士だったのがきっかけのかなり”ひょん”な出逢いですが,次回の会合の場所と日時まで決まりました.今回はサーブ役に徹していただいた武田さんも次回は多いに楽しみましょう!!

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カルティエ現代美術財団コレクション展@東京現代美術館

Liza Lou の"裏庭",Jean-Michel Othonielの"ユニコーン", Marc Couturier の"あたなはここに",Beaurin Domercq の作品 などカラフルで,ビーズ,吹きガラス,陶磁器,サテンのリボンやフランスパンなど面白い素材を使ったオブジェ?的な作品群が目立ちます.

リアルな寝起きのロン・ミュエク(Ron Mueck),ゴダールも好き?なアルタヴァスト・ペレシャン(Artavazd Pelechian)の映像,何かの映像を見てるひとの目を球型のスクリーンに映し出したトニー・アウスレー(Tony Ousler)の作品,ジャン=ミシェル・アルベローラ(Jean-Michel Alberola)の作品が好きです.

Ron Mueck はとても新鮮.他の作品もぜひ実物を見てみたいです.見たこと無い人はぜひ.きっとびっくりします.
pelechian の「我々の世紀」というタイトルの映像は,モノクロで古い映像などを集めて人間の空への憧れみたいなものを描いた作品ですが,とても素晴らしかったです.映像をDVDで手に入れたいと思い探したのですが,みつかりませんでした.残念.YouTubeでpelechian の映像がちょっとだけ見られます.ここ.
Jean-Michel Alberola は色が素敵.壁紙に描いた自画像「うちなるそら」は本人が来日して描いたそうです.

ところで,東京現代美術館では Mot The RadioMot The Guide という 美術館ラジオ と作品解説の二つのPodcast が配信されています.私のようにアートの知識を持ってない人にとってはうれしい試みではないでしょうか.まだ聞いてないのですが,今回のカルティエ現代美術財団コレクション展に関する学芸員の方々の解説などがあってうれしいです.早速登録.
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