6月に北欧旅行に行ったときにデンマークで訪れた王立図書館の展示スペースでたまたま行われていたのが、"A Building is not a Building" でした。

building
北欧旅行で月曜日にコペンハーゲンへ訪れたのですが、なんと月曜日はほとんどの公共施設がお休み。現代美術館や武器博物館など行きたかったんですが、そんな計画はもろくも崩れ去りました。そんななか、営業中の王立図書館に行ってみたらたまたまこの展示が行われていたので行ってきたのでした。そんなに広くもなく、大判の写真展示が10個くらいあったと思います。

タイトルにある通りこの写真たちはすべて建築物を撮影したものらしいのですが、建築全体はどこにも写っていません。建築の一部のミニマルなパターンを写した抽象的なパターンばっかりでだいたいなんの写真かわかりません。なのですが、カラーや光沢のある素材の美しさ、そして縦横2mくらいあるような大判ばかりで圧倒されるので見ていて楽しいです。Ola Kolehmainenのポートフォリオも楽しいのでぜひ見てください。以下は展示のカタログの製作に関する工程を紹介しつつ展示紹介するビデオですが、アーティストであると同時にプロフェッショナルとして完璧主義なこだわりが紹介されています。あのカラーもかなりのこだわりによって生み出されたものだと納得しました。








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