[Event] Design + Tokyo

青山近辺で11月初めに開催されているデザイン系イベント2つに行ってきました.Tokyo Designer's Week の100% Design Tokyo と Design Tide です.

二つのイベント
aalto
同時期に同じエリアで二つ(3つ?)のデザインイベントがあるのですが,この違いについてNobiさんがわかりやすく説明してくれているので引用させていただきます.
「100% Design Tokyo」と「Tokyo Designers Week」は、ほぼくっついていると考えてOKです。ただ、TDWは絵画館前の会場以外にも、原宿、青山、赤坂、代官山、恵比寿、銀座あたりのインテリアショップ系も参加して、いろいろなイベントをやっています(でも、基本は絵画館前だけ押さえれば大丈夫)。

これに対して、やや「反体制」で「ゲリラ」的なのが、IDEEの創業者黒崎輝男さん率いるDesign Tide。黒崎さんはかのマーク・ニューソンなどのデザイナーを発掘した人物としても有名で、Paul Smithやらとも仲がいい。なんか、きれいにこざっぱりまとまる感がきらいで、思いつきみたいにあちらこちらでゲリラ的にイベントやるので、会場らしい会場があるような、ないような...


私の感想は,100% Design Tokyo は 幕張とかビックサイトのIT系イベントが青山絵画館前に来て少しこじゃれた感じ.絵画館前しか見てないですが,見本市的なのはいいとして大きすぎて見きれないのと,いまいちまとまりがなく長居する気が起きなかったです.見たい展示をあらかじめリサーチしておくべきだったなあと思いました.
Design Tide は 規模としては小さくて,今活躍しているアーティストを集めての展示会がメイン.なにか&Peaceがテーマでなにかはアーティストや参加者がそれぞれ埋める.日本から平和の再定義をしようというコンセプトがあっていいです.展示は実用デザインというよりはアートでした.カルティエ現代美術財団コレクション展(リンクはblog)で得た印象に近い感じで,カラフル,いい意味で軽い,楽しい そんな印象をうけます.

Design Tide
aalto

明治通りのビルのメインサイトと国連大学だけみました.どうくっつけても繋がる模様の不思議なマグネット式ピース[野老朝雄]とか,ゴミで作ったシャンデリア[Stuart Haygarth]とか面白いものがいっぱい.マグネットは新日本様式100選にも選ばれたそうです.黒田潔のライブペインティングもなかなかでした.[Domestic]による壁紙のデコレーションや[Ng & Vilde]の静物も好きです.[FRONT]の空間に描くスケッチファニチャは私が見た中では唯一,ITによる問題解決的なアプローチをしている展示でした.要は3Dオブジェクトのプロトタイピングにかかる時間を劇的に短縮するツールです.スカウターをつけてみられると完璧ですね.国連大学の夜のイベントもなかなかすてきで,小さな豆電球をつけた風船を無数にデコレーションしたのと,国連大学の建物に投影したピースマークがよかったです.

100% Design Tokyo

こちらは...うーんと,ちょっと印象に薄い...こちらもNobiさんの記事に.「デジタル家電の近未来デザインとは」(CNET Japan)

ところで写真撮影

どちらの会場も撮影は禁止.でもTideの方はみんな撮りまくりでした.私も撮りまくりました.TDW はあんまり撮ってる人がおらず,すごくお願いしても撮らせて貰えなかったりしました.撮らせてくれないのは盗作などを恐れているからでしょうか.ブログ全盛の時代なんだから,製品の宣伝にいいんじゃない?と思うのですがそうでもないのかなあ...でも撮っちゃった.

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