乃木坂にあるTOTOのギャラリー間 で "タッチストン 大橋晃朗の家具展",
外苑前のワタリウム美術館で "さよなら ナム・ジュン・パイク"
行ってきました.

大橋晃朗

poster
今回も前知識0,直感で良さげだったのでいってきました.タッチストン(試金石)という展覧会の名のとおり,実験的でファンシーな作品が多かったです."ハンナンチェア"や"台のような椅子"が印象的.

展示のバランスも絶妙でした.ギャラリー間は小さなギャラリーですが狭さを感じさせない配置です.また美術館だと触ったり座ったりが禁止されてることが多いですが,ここはほとんどがOKだったので座って触って楽しめました.展覧会は無料.ぜひ足を運んでみてください.
ちなみに,展覧会の監修の一人が建築家の伊東豊雄という人なんですが,今この人の特別展がオペラシティで開催されています.こちらも気になる.

Chairs




ナム・ジュン・パイク

nam june pike

ナム・ジュン・パイクは韓国で生まれ日本で東大を出てNYで活動したアーティストだそうです.面白い人だったのだなあと.テレビに取り憑かれたような作品の数々です.たくさんのテレビを飾った庭や,ビデオカメラでリアルタイムに撮影しているろうそくの映像を何重にもプロジェクタで投影している作品など.展示に利用されているテレビはすべてブラウン管でしたが,今ならネットワークやいろんなタイプのディスプレイを利用してもっといろいろな映像の表現ができるけれど,この作品が発表された当時はブラウン管テレビは最新機器のはずだから,それをふんだんに使った作品はインパクトがあったんじゃないかと思います.もちろん今でもインパクトはあります.笑ったのが,"TV fish".水槽が展示されていて,赤い金魚がゆらゆら泳いでいるなぁ,と思ってよく見たら水槽の後ろにテレビが置いてあって,赤い全身タイツを着てゆらゆらと踊る人の映像が流れてました...

Chairs



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