印象的な作品
印象派の部屋では気になる作品がたくさんありました.「睡蓮」はすばらしいです.「アンナ・ド・ノワイユの肖像」の繊細なドレスの描写と肌の色の美しさに見とれました.日本画の部屋では,グレースケールで描かれた迫力のある鶴の舞の屏風に目を奪われます.そして,長谷川等伯の烏鷺図は国の重要文化財で展示期間が短いのですが,たまたま見ることができました.烏の堂々とした様は現代の烏よりも凛々しい形です.烏も鷺も顔が滑稽でかわいらしく対比が楽しいです.アメリカの20世紀の作品群も好きです.睡蓮[クロード・モネ],アンナ・ド・ノワイユの肖像[藤田嗣治],眠れるミューズII[コンスタンティン・ブランクーシ],赤い太陽[マルク・シャガール],肘掛け椅子にすわる女[パブロ・ピカソ],冒険の衣服[ルネ・マグリット],線的構成No.1 ヴァリエーション [ナウム・ガボ],円舞(鶴舞)[加山又造],烏鷺図[長谷川等伯],マーク・ロスコの壁画,フランク・ステラの最初の3つ[トムリンソン・コート・パーク(黒),ボルタゴ侯爵(グレー),タンパ(オレンジのX)],エンツォ・クッキ,アシスタント[ロバート・ライマン],緑,黒,黄褐色のコンポジション[ジャクソン・ポラック]
油絵を見る
美術鑑賞に興味を持ち始めたのが2005年の終わりで,2006年は現代のアートやデザインにフォーカスした展覧会にばかり行っていました.2007年は現代アートだけでなく,ちょっと古い時代のものにも目を向けてみようと思い名作のある美術館,そして普通の週末じゃ行けなそうなちょっと遠くという理由で川村記念美術館にしました.古い時代の名作と言えば,油彩画が中心となると思うのですが,油絵の具は臭くて面倒くさそうというイメージを持っていました.でも,川村美術館所蔵の作品を見て油彩画の多様性を知り面白いと思いました.(ちなみに,Wikipediaの油彩の項の説明).Related Links
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