ひさびさの美術館.今回は川崎にある岡本太郎美術館に行ってきました.
岡本太郎の作品
わたしが岡本太郎を認識し,かつすごいと思ったのは,2000年の夏に旅行で行った大阪で見た「太陽の塔」です.塔の巨大さと笑顔の明るさがとても気に入りました.今日,美術館で触れた岡本太郎の作品でもやはりその特徴は共通していて,笑顔や明るさ,大胆さ,荒々しさ,力強さ,そして作品からあふれる岡本太郎の情熱やパワーです.
抽象的だけれども,作品から発せられるメッセージが明快で好きです.
2003年にメキシコで発見された壁画「明日の神話」の日本での展示で話題になっている岡本太郎ですが,その原画が展示されていました.原画でもかなりのでかさ,実物は,幅30m,高さ5.5m のサイズ.見に行かないと.
写真「若い夢」
美術館
川崎の生田緑地の山の中,生い茂る緑と蝉時雨に囲まれた窪地,動き出して巨像の頭にでもなるんじゃないかと思うような雰囲気のあるエントランス,自然との融合を考えて,建物自体は半分地下に埋まっている構造で,遠くから見ると,母の塔が目立っています.
企画展は「ウルトラマン伝説展」という,歴代ウルトラシリーズのヒーローや怪獣の模型,初代ウルトラマンのプロットの紹介や怪獣デザイナーの原画などなど,マニアが喜びそうな展示です.この展示目当てで子供がすごく多かったのですが,大人をターゲットに作られている部分もあって意外に楽しめました.弟がウルトラマンの大ファンだったので,初代のウルトラマンのビデオをよく見ていたのですが,当時の時代背景を踏まえてのプロットの解説が懐かしさもあいまってよかったです.
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